県民共済住宅の外壁の標準だった「旭化成ヘーベルパワーボード」にしました。
我が家の外壁は、県民共済住宅ブログの中でも人気が高く、高品質な旭化成のヘーベルパワーボードで作ろうと、当初から決めておりました。
ALCは、コストが高いと言われていますが、県民共済住宅では標準で選ぶことができましたので、もちろん外壁・塗装に関して、追加費用は払っておりません。
3年以上住んでいますが、まだ、綺麗なので、塗替え等は予定していませんが、場所によっては、溝の汚れが気になる・・・と、感じる今日この頃です。そのあたりのこともお伝えしていきます。
ALC:旭化成ヘーベルパワーボード
家を建てるまで知らなかった単語「ALC」。
「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートを意味しています。コンクリートでありながら、水に浮くぐらい軽量です。
ALCは、ヨーロッパで開発され、100年以上の歴史をもつ建材で、北極圏から砂漠地帯まで外壁だけでなく、様々な建築部位にも幅広く使用されているそうです。
つまり、ALCという建材を作っているメーカー(旭化成)の商品が「ヘーベルパワーボード」ということになります。
ヘーベルパワーボードは、日本の木造住宅のために開発された外壁用のパネルです。
ALC「ヘーベルパワーボード」のメリット
木造住宅の性能を高める高機能外壁材で、このようなメリットがあります。
・耐久性(長持ちするため、外壁を張り替えなくても、塗替えでメンテナンス可能)
・断熱性(37㎜と厚さもあり、断熱材と併用するとさらに効果が高い)
・防災性(厚みはあるが、水にも浮くぐらい軽いので、地震などにも強い)
・断熱性(火に強い素材のため、隣家の火災からのリスクを低減できる)
・遮音性(音を反射、吸収しにくい素材。厚みもあるため、遮音効果がある)
ALCのデメリット
ALC自体には、防水性がないため、水に弱いそうです。
壁から水が入り込んでしまうと、家が傷むのが早そうですよね。。。怖い!そのため、防水性の高い塗装で仕上げる必要があります。
必見!旭化成のパワーボードを知るカタログ
旭化成のパワーボードについての情報や、外観イメージ集など、旭化成のカタログを無料でもらえます!ぜひ、事前にカタログ請求してみてください。
私も、当時、取り寄せさせていただきました。
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私がオススメするカタログ5選
・パワーボード総合カタログ
・HEBEL POWER BOARDSTYLE BOOK/・HEBEL POWER BOARDDESIGN BOOK
家の外観を考える際にも非常に役立ちました。
・ヘーベルパワーボード紹介マンガ(1・2)
ヘーベルパワーボードの良さを漫画で読みやすく紹介してくれているので、わかりやすく学べます。
・PB純正塗料サンプル帳 イベリアン(TL)サンプル帳
塗装のサンプルカラーを見ることができます。小さいサンプルなので、家全体としての色味とは異なりますが、雰囲気を掴むために重要なサンプル集です。
我が家の外観
このイメージ図は、旭化成ショールームで無料で作成していただけました。
我が家の外観イメージです。※一部、窓の位置、仕様が異なっています。
ALCを選ぶと、窓はYKKさんをオススメしますと設計士さんから言われました。
そのため、窓は、YKK。玄関だけは、こだわりの引き戸だったので、LIXILとなりました。ちなみに、窓と玄関異なるメーカーを選ぶと、追加運搬費用発生しますので、同じに揃える方が良いと思います。
【製品仕様】
・種類:ジーファスタイル50
・塗装色:イベリアン JB-701(グレー系)
家も総2階で凹凸のないシンプルな造りなので、デザイン1種類、吹付け色も1色にしました。玄関、窓枠カラーは黒、窓のサイズもできるだけ同じに揃えました。
パワーボードの種類
我が家は、「ジーファスタイル50」にしました。
ジーファス:
くっきりと刻まれたブリック状のラインと天然石をノミで削ったような暖かみのある陰影が、重厚な外観を生みだすジーファス。美しさと外壁性能が評価され、グッドデザイン賞を受賞。
旭化成ヘーベルパワーボード
1つ1つのタイルは石を、のみで削ったようなデザインになっており、1枚ずつ違います。重厚感を感じることもでき、こちらのジーファスタイルに決めました。
この種類の形は、長方形と正方形があって、こちらも悩みました。
個人的感覚ですが、正方形だと都会的でスタイリッシュ、長方形の方が落ち着いたイメージで広く見えるかなということで、長方形にしました。
パワーボードの塗装色
ヘーベルパワーボードには、専用塗料が何種類かあり、我が家は塗替えが長持ちのイベリアンを選びました。
ジーファスタイルと塗装イベリアンの組み合わせは、人気のようです。
塗装色は、グレー系のイベリアンJB-701にしました。
サンプルカラーや、一つ一つのタイルの「イベリアンJB-701」、確かにグレー系の石調です。しかし、遠くから見ると白っぽく見えるため、近所のおじさんからは「ホワイトハウス」と呼ばれています(笑)
白は「膨張色」なので、実際より、大きく見せる効果もありそうです。
イベリアンJB-701で単色塗りにした理由
当初から、壁の色は薄い色と濃い色の組み合わせで2色までと考えていました。
しかし、最終的に1色(単色)にしました。
ショールームへ行った際に、1色か2色かに迷っている事を話したところ、その担当の方は、1色をオススメされました。
理由は、濃い色との組み合わせをした際に、濃い部分は、経年劣化で色褪せて来るので、1色(単色)塗りの方が見た目も綺麗を保てますよ。とのことで、最終的に単色塗りに決定しました。
ヘーベルパワーボードのスタイルブックのカタログを見てもわかるように、単色塗りの家も多く、タイルの陰影、石調の色味のせいか、1色だけでも充分成立しているように思います。
しかも、外壁で汚れが目立ちにくいのは、グレーとのことでした。
こうして、イベリアンJB-701で単色塗りに決まったのでした。
ベランダ裏面にも
ベランダの内側部分です。ここは、特に想定してなかったのですが、外壁と同じものがずっと貼られています。ご参考までに。
柱は、こんな風に
貼る面積の狭い柱だと、このような感じとなっています。
タイルの貼り方が、長さが足りず、狭くなっている部分がありますね。
家の前面には、グレーの玄関タイルと同じ物を貼ってもらいました。次は、玄関ポーチをご紹介します。
後編は、こちらから。
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